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トレンドファッションとは、いつ?誰が?どのように決めるのか?

毎年、来年の手帳が店頭に出始める頃から年始にかけて〇〇年の春夏・秋冬のトレンドカラーはこの色!トレンドのデザインはこんなデザイン!など雑誌やSNSなどで見かける方も多いと思います。

では、トレンドカラー、トレンドのデザインって、いつ?誰が?どのように決めているのでしょうか?

このブログを読んでくださっている、おしゃれな皆さまは、特に気になるところではないでしょうか?

最後まで読んでいただけましたら嬉しいです。

目次

ファッションのトレンドカラーは、いつ?誰が?どのように決めるのか?

トレンドカラー、流行色って聞くけれど、いったい誰がどのように決めているのでしょうか?

トレンドカラーとは?

その年やシーズンに流行する色、流行色とも呼ばれています。

トレンドカラーはいつ決まる?

シーズン毎に決まるトレンドカラー(流行色)は、一体いつ?どこで?決まっているのでしょうか?

トレンドカラーは、実際のシーズンの2年前に決められています。

トレンドカラーは誰がどのように決めているのか?

インターカラー(国際流行色委員会)という国際機関の加盟国の代表が話し合いによりトレンドカラーを決定します。

ちなみにトレンドカラーは1色だけではなく、毎年500色の中から約20〜30色選ばれています。

トレンドカラーはファッションに限らず化粧品など、さまざまな分野の流行色も選ばれています。

神山 薫子

ファッションだけではなく、さまざまな分野の流行色も選ばれるので
20〜30色と多いんですね!

インターカラー選定風景(日本流行色協会サイトよりお借りしました)

トレンドファッションが決定するまで

トレンドカラー(流行色)がどのように選定されるか?がわかりました。さて次は・・・

トレンド素材が決まる

トレンドカラー(流行色)がインターカラー(国際流行色委員会)で実際のシーズンの2年前に決まることがわかりました。

次はトレンドの素材です。洋服の素材とは布地(テキスタイル)です。

布地は糸で出来ていますので、糸、布地の順番になります。

インターカラーで国際流行色が決定後、半年〜1年後にヤーン展(糸の展示会)テキスタイル展(布の展示会)が開催され、トレンドの素材が決定します。

トレンドのデザインが決定・コレクション開催

トレンドカラー、トレンドの素材が選定され、いよいよデザイナーがトレンドの服をデザインします。自由にデザインしながらも予想されているトレンドを意識して大量のデザインをしているそうです。

神山 薫子

デザイナーさんにとって2年の月日はあっという間でしょうね

そして、デザイナーやパタンナーが作った新作のトレンドのデザインの服が、ファッションウィークに行われる、パリ・コレクション、ミラノ・コレクションなどで発表されます。

コレクションは、実際のシーズンの販売の約半年前に発表されます。インターカラー(国際流行色委員会)でトレンドカラーが決定してから既に1年半が経っています。

その後、次のシーズンのトレンドファッションとして雑誌やメディアで情報発信され、私たちのもとに届きます。

2022〜23秋冬トレンド・ELLE girlサイトよりお借りしました

インターカラー(国際流行色委員会)とは?

インターカラー(国際流行色委員会・INTERNATIONAL COMMISSION FOR COLOR)は、1963年に「フランス」「スイス」「日本」が設立に携わりました。流行色を選定する国際機関です。

日本流行色協会(JAFCA)が日本を代表して参加しています。

実際のシーズンに先駆ける約2年前の6月にその年の春夏カラー12月に秋冬カラーを選定しています。

神山 薫子

という事は、すでに現時点で2年後の春夏のトレンドカラーが決まっているんですね!

加盟国(2021年12月現在17ヶ国)

アメリカ・イギリス・イタリア・インドネシア・韓国・スイス・スペイン・タイ・中国・デンマーク・ドイツ・トルコ・日本・ハンガリー・フィンランド・フランス・ポルトガル

日本のトレンドカラーを決める日本流行色協会

トレンドカラー(流行色)は世界共通とは限りません。

インターカラー(国際流行色委員会)の情報を基に日本国内向けのトレンドカラーは、日本流行色協会(JAFCA)が選定します。

インターカラーで決定したトレンドカラーと社会動向などを考慮して、日本のトレンドカラーは1年半前に決定します。

日本流行色協会が選んだ2022年テーマカラー

日本流行色協会の2022年の色は「明るい希望を描く、光満ちるコーラル」

単に流行するという意味ではなく、2022年の社会動向を象徴するさまざまなキーワードを盛り込んだ、その年の「テーマカラー」として選ばれた。

キーワードは「前に進む力」「鮮やかな世界」「楽しみの再確認」「瞬発力」

オレンジは一般的にポジティブなイメージを抱きやすく、コミュニケーションや元気、活動をイメージしやすいと言われています。

コロナ禍で長く沈み停滞していた心に光が差すような鮮やかな色、疲れた心と身体にビタミンと喜びを与えてくれる色としてコーラルが選ばれたそうです。

2023年はどのような想いが込められた色が選ばれるのでしょうか?

2022年の色(日本流行色協会サイトよりお借りしました)

まとめ

トレンドファッションは・・・

  • トレンドカラー(流行色)が決定
  • トレンド素材(テキスタイル)が決定
  • デザイナー、パタンナーにより丹精込められた作品が出来上がる
  • コレクションでのお披露目を経て、私たちのもとに届く

ファッションが出来上がるまでに、どれだけ多くの方が携わって素晴らしい作品が出来上がることを、このブログを書くことで再認識しました。大好きなファッション、今まで以上に大切に扱い、楽しみたいと思います。

お読みいただいている皆さまも、是非、ファッションを楽しんでください。

出典・一般社団法人日本流行色協会サイトより

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